シュークリムオ

ブラッド&ボーン 真拳闘魂のシュークリムオのレビュー・感想・評価

ブラッド&ボーン 真拳闘魂(2009年製作の映画)
4.5
マイケル・ジェイ・ホワイトのベスト映画はコレ。まぁ、ストーリーはB級アクション映画のソレなんだけど、見せたいものがハッキリしているので、もう見やすいのなんの。そう、見せたいものはマイケル・ジェイ・ホワイトの最強っぷり。劇中ではなぜ彼がむちゃくちゃ強いかなんて全く説明されないんだけど、そんなの見たら納得するでしょレベル。凝ったカメラワークや殺陣もないけれど、マイケル・ジェイ・ホワイトの肉体と美しい技の数々を楽しむ作品。その動きがわかる見せ方はされているので、ちゃんと「わかっている」制作陣。2020年代に作られていれば、もっと敵が胸糞悪くて凶悪でそれをぶっ潰す感じにするであろう内容だったかもと想像すると、シンプルに主人公が強いアクション映画としてはまだこれからの時代ってときに作られていたのが惜しい。ファンとしては今作以上の作品が、マイケル・ジェイ・ホワイトにはないのが残念だけど、思い出したら見返すお気に入り作品。