松岡茉優

知りすぎた少女の松岡茉優のレビュー・感想・評価

知りすぎた少女(1963年製作の映画)
3.0
麻薬タバコから始まる謎解きサスペンス。
あんまりハマれず。謎解きモノ(推理小説原作の映画)は犯人が誰でもいいという思考でしか見ることができないため、退屈に感じてしまう。ただ、幾つもの電球が左右に揺れている部屋やマブゼみたいなテープの仕掛けなどは良かった。そして、相変わらず執拗に死体を撮っていた。無機質と化した人間への執着と「動かなくなったもの」を執拗に撮ることこそ、マリオ・バーヴァの作家性だと思う(仮説)。
松岡茉優

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