おバカな工作員のドタバタコメディー。
この映画を観るのは実は３回目です。最初はＤＶＤ発売時にレンタルで、２回目は家族団らんでテレビ放送、そして今回ブルーレイを購入し鑑賞しました。
いかにもＢ級なコメディー映画のようなＤＶＤジャケットですが、実はかなりの豪華キャストです。
今をときめくアンハサウェィ、ドウェインジョンソンはもとより、喧嘩っ早い長官のアランアーキン（キャッチ２２、最近ではアルゴの男気プロデューサー）、悪役のテレンススタンプ（７０年代スーパーマンの宿敵、古くはウイリアムワイラーのコレクター）、大統領のジェームスカーン（ゴッドフャーザーの長男ソニー、西部劇エルドラドの若きガンマン）、等々。
主役のスチィーブカレルが私的にはあまり馴染みがなくて少し地味な印象で、その分脇を固める名優（おじいちゃん）たちがより引き立っていると思います。もしかしたらそのへんを計算されて作られているのかもしれません。
そしてなにより一番引き立っているというか一番輝いているのがアンハサウェィでしょう。カッコイイです。
ストーリーも基本ドタバタでおおいに笑わせてくれますし、所々にチョットした伏線もありクライマックスに向けてホント楽しませてくれる傑作、私のお気に入りです。
劇中の音楽がミッションインポッシブルのテーマのパロディになっていますね。
