ゴシちゃん

騙し絵の牙のゴシちゃんのレビュー・感想・評価

騙し絵の牙(2021年製作の映画)
4.1
ひとつの産業・企業・仕事の寿命は30年とか言います。
ところが時間の流れが激しい現代では、それよりも間違いなく寿命は短くなっている。
そんな現代、斜陽と言われる産業のひとつである出版業界を舞台に、生き残りをかけた戦いが始まる!

タイトルどおりに騙しだまされのストーリー展開
これで勝負ついたか!と思われたクライマックス
出版社のビルの屋上での大泉洋と松岡茉優の場面は、「仁義なき戦い・頂上作戦」のラストシーンの菅原文太と小林旭を思い出させるくらいの名場面
これで終わりかなと思いましたが、まだまだ続く逆転の展開には驚いたし面白かった

街も風景も、そして仕事も、時代とともに変わって行く。
守っているだけでは息絶えてしまう。
何でも利用して攻めて行くんだ!

だけど本屋がなくなってしまうのは寂しい...

まったく同感です。
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