ハリウッドの大物プロデューサー
ハーヴェイ・ワインスタインの長年にわたる性的暴行を告発したニューヨークタイムズの2人の女性記者を描く
「大統領の陰謀」や「スポットライト 世紀のスクープ」と同じように、絶対的な権力者の不正に立ち向かう記者達のドラマ。
この作品にも派手なアクションやドンデン返しはありませんが、第1級のサスペンスになっています。
実名で告発する事の難しさ、中傷はもちろん身の危険さえ感じさせる脅迫がある事も、マスコミの出来る事の限界、それでも将来の子供たちへイジメや虐待が間違った事だと伝える為に、告発を決意する女性達には敬意を感じました。
この映画を観ていてどうしても感じるのは、今現在報道されているジャーニーズ問題とあまりにも内容がリンクしてしまう事。
この映画と違い、日本のマスメディアは、強い権力や利害関係のあるモノには忖度してしまうという残念な事実には憤りを感じます。
「ペンは剣よりも強し」
報道の自由、そしてこの国の未来の為にこの言葉を改めて信じたい。
すいません、ちょっと固い話になっちゃいましたね(笑)