60年代のテレビドラマ「それ行けスマート」を原作とするスパイ・コメディ。秘密諜報機関の優秀な分析官スマートは花形であるエージェントへの昇格を目指していたが、ある日本部が襲われたことで現場エージェントとなり、美人エージェントと共に国際犯罪組織を追うことになる。スティーヴ・カレルが真面目でおバカな元分析官を演じ、アン・ハサウェイ演じるエージェント99は整形しまくって現在の顔になったという設定で、キャスティングはピッタリな感じ。
全編に渡ってコメディに染まっており、スマートのキマりそうでキマらないスパイ活動を楽しむ感じだ。スマートのバカさ加減に合わせて周りの人間も、悪役さえもおバカな仕様に仕上がっている。アクションも終盤の方はけっこうすごいことになっていて、コメディだと思って見てると意外に面白かったりする。
あとドウェイン・ジョンソンがホッチキスの正しい使い方をレクチャーしてくれる。
