真魚八重子

女豹の真魚八重子のレビュー・感想・評価

女豹(1985年製作の映画)
2.9
なぜ女豹というタイトルなんだろう。モチーフは蝶なのに。怖い妻の例え?

蝶を収集し妹に近親相姦の愛情を持つ兄。妹が久々に留学先から帰ってくると、家では乱交パーティーが行われ、招かれた若い女性が次々と行方不明になっていた。
それはまあ、ほとんど観ての通りで別に謎はないけれど、ダムで沈む予定の村の夕景はなかなか寂しい。兄の嫁は怖い女性で、デザイナーである夫の才能のために若い女を犠牲にしている。この妻がケバい。部下のヤクザも古めかしくてダサい。

兄役の佐藤幸彦って人、痩せた風貌に雰囲気があった。田中こずえのおっぱいがすごくきれい。マチルダ・メイみたい。こういう映画を観るたびに、兄妹や姉弟の近親相姦で、そっと身をひそめて暮らしている人たちって実際にいるんだろうなと思う。
真魚八重子

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