Yukiko

マルコヴィッチの穴のYukikoのレビュー・感想・評価

マルコヴィッチの穴(1999年製作の映画)
3.9
2022年9月30日
『マルコヴィッチの穴』 1999年アメリカ制作
監督、スパイク・ジョーンズ。
他の監督作品に『her/世界で一つの彼女』
『かいじゅうたちのいるところ』がある。

クレイグ(ジョン・キューザック)は人形使いを仕事とする。
妻(キャメロン・ディアス)はペットショップに勤めている。
クレイグは「レスターコープ」という会社に就職をする。
その会社は建物の7階と8階の間、7と1/2階にあり、
天井が低く、立つことができない。
ある日、クレイグはその建物にある隠された「穴」を
発見する。


その「穴」とは?
俳優マルコヴィッチの頭の中に繋がるという・・・・

観終わって気付いたこと。
奥さん役、キャメロン・ディアスさんだったんだ!!
何とも楽しい、行け行けドンドンの奥さん役。
キャメロン・ディアスさん、なりきりで楽しく演じて
いましたよ。
マルコヴィッチの穴を経験してから、次第に変わっていく。
もう、戻れない、かつての自分に、という奥さん。

上司のマキシン(キャサリン・キーナー)役、
冴えて跳んでるような女性役もなかなか良かった。

被害者はマルコヴィッチ。
知らず知らずに、乗っ取られる体。

でも、最後まで見ると、あぁ、そういうことかと、納得する
展開だ。
「俳優」を具現化しているってことかな。
Yukiko

Yukiko