カンパッチー

ラスト・キングスのカンパッチーのレビュー・感想・評価

ラスト・キングス(1997年製作の映画)
3.6
観てる人少ないけど、めちゃめちゃクリストファー・ウォーケンのかっこよさに痺れました。妹が誘拐されて身代金を要求されている若者たちに、ウォーケンが誘拐されて椅子に終始縛られた状態にもかかわらず元マフィアのドンという貫禄のありすぎる姿、未熟な若者たちの性格を見抜き、若者たちの中に誘拐犯の内通者がいることに気づき心理を揺さぶるウォーケン。

堅気になったとはいえ元マフィアのドンに手を出すなんて、元山〇組の親分に手を出すようなもんですよ、苦労知らずの金持ちのボンボンは超えちゃいけないラインを分かってねぇんだ!ウォーケンを縛って無事に金さえ貰えれば返してやるとか若者言ってるけど、お前ら身代金立て替えてもらったあとのこと考えてんのかよ!と考えが未熟すぎる若者に反吐がでますよ、ファック!!

ウォーケンの右腕デニス・リアリーもかっこいいし、ウォーケンの捕まってるのに重厚すぎる雰囲気に本当に痺れます。いや、本当に心理を揺さぶる場面だけなら満点なんですが、シナリオ部分というか裏切り者が最初からわかりやす過ぎるのだけが残念でなりません、勿体ない!