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熱狂はエル・パオに達すのLEONkeiのレビュー・感想・評価

熱狂はエル・パオに達す(1959年製作の映画)
1.5
弘法も筆の誤り、ブニュエルも失敗することだってある。

書の名人〝弘法大師空海〟が何を思ったか〈応〉の一文字を書き間違えた事に由来する〈弘法も筆の誤り〉、このことわざが今も残るからこそ救われる人も少なくないはず。

この作品が失敗だとかミスだとかまでは自分は言わないが、ブニュエル本人がそう語っているので仕方ない。


大西洋の小さなオヘダ島は独裁政権下バルガス総督に島民は支配される中、送り込まれる政治犯を含む犯罪者達を収容する刑務所が存在する島。

残念ながら物語の焦点が曖昧にブレたラブストーリーは退屈で退屈でならない。


誰でも消したい過去はあるものだが、その過去があって今がある..★,
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