楓

借りぐらしのアリエッティの楓のネタバレレビュー・内容・結末

借りぐらしのアリエッティ(2010年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

舞台はただの森の奥の一軒家。
と言うその中だけで起こる狭い世界で描かれている点が、人間の主人公翔くんの病気の中で生きていく事しか出来ない狭い世界線と、対照的にアリエッティから見ればとても広い世界として一軒家が描かれており、それぞれの全く異なる視点から【生きる、命を繋ぐ】といった物語を一軒家の中で壮大に描かれ、描写などがとても美しく。終わり方もそれぞれの未来に向かう終わり方がとても美しく、そんな中にも人間の残酷さや冷淡な感情、様々な想いが渦巻きファンタジーながら生々しくも感じる作品でとても良い作品でした。
楓