このレビューはネタバレを含みます
ウェス・アンダーソンの初期作。
現在のスタイルがカッチリ確立される前かなという感じではあるけど、個人的には思春期特有の童貞感をバキバキに出してくるマックスが、どうにも他人事じゃない気持ちにさせてくれて、ストーリーがとにかく刺さってしまった。
あの手この手で好きな年上の先生に近づこうとしたり、見栄を張ってバレバレの嘘をついたりするマックスが滑りまくってるのが、見ていられないような見たいような。
ウェス作品常連のビル・マーレイが素晴らしいのはいつもどおりで、ジェイソン・シュワルツマンはこれが初主演作というのが信じられないな。