ウィリアム・ラスティグ監督作品。ラリー・コーエン脚本・製作。
街で警官に住民が連続で殺される事件が発生する話。
チープ感がハンパナイ。ホラー映画なのにコメディ的な演技、演出があって笑えた。女性の悲鳴がとてつもなく大袈裟。カットで話が飛んだ後に出だしジョークで繋ぐ技が2回あった。
キャストもブルース・キャンベル、リチャード・ラウンドツリーとB級映画好きには堪らない。役者の低予算感が漂う中、リチャード・ラウンドツリーの演技が素晴らしい、そしてカッコいい。
唐突にレポーター役で出てくるサム・ライミに爆笑。
横移動と空撮をやたら多用する。空撮での風景のロングショットは別の撮影で撮り貯めしてたのを流用した感がある。音楽も音がでかくて大袈裟。怖いというよりビックリさせる的な演出が中心。血が出るシーンが一番力を入れている。
クライマックスも取り敢えずカーチェイスを入れた感。でも護送車が海に突っ込むシーンのスタントが凄い。オチもB級らしくて良い。