とびん

バットマンのとびんのネタバレレビュー・内容・結末

バットマン(1989年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

悪がはびこるゴッサムシティで、正義の味方バットマンが悪の象徴ジョーカーを倒し、平和を取り戻す話。
面白かった。
ジョーカー好きなんだよなぁ。狂い方とかサイコパス具合が。
去年公開された『ジョーカー』とはまた違った世界線のジョーカーだけど、こっちは純粋な悪から生まれたサイコパスで、敵キャラとして相応しい。もちろん、あっちの方も好きだけど。
ジャックニコルソンの演技も素晴らしい。
だから最後死んでしまったときは、悲しかった。続編でも暴れてほしかった……。
脚本の構成が変わってるなあと思った。
序盤まで主人公のバットマンが誰か明かされず、三分の一くらい進んで明かされる。途中まで群像劇っぽくて、あとから主人公が登場するみたいな。だから最初誰に感情移入すればいいかわからなかったけど、セリフ回しや演出がオシャレだったから見れた。
スパイダーマンでもそうだったけど、ヒーローはやっぱり悩む方が面白い。悪を退治するアクション映画もスカッとするけど、葛藤がしっかりしている方が主人公に人間味が生まれて、深みが出ると思う。
いいヒーロー映画に出会いました。
とびん

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