このレビューはネタバレを含みます
バリバリのキャリアウーマンが、シニアインターンのベンと関わったことをきっかけに、人との信頼関係を築くようになり、最終的には仕事も家庭もうまくいく話。
俺こういう価値観を押し付けてくる話嫌いなんだよね。
温故知新という言葉は理解できるが、わざわざいわなくてわかるわって思ってしまう。
他作品をあげると、『イエスマン』やなどがいい例。
自己啓発に似たお話を見ると、少し忌避してしまう。
ただ、この話は展開がわかりやすくてよかった。
途中の女社長のお母さんのところに忍び込むところも斬新で面白かった。
最後の話のまとまり方に腹が立ったのは、僕だけですか？
夫が浮気してて、最終的に思い直して、CEOを呼ぶなって……。
いや、お前のせいで他にCEOを雇おうとしてるのに、なに説教垂れてんねん。
あと、家庭に顧みないという理由だけでなく、女社長さんのキャパもオーバーしてるわけだから、普通にCEO呼ぶのが得策では？
まあ、そこはベンが秘書としてついたから解決してるのかもしれないけれど、浮気した張本人が薄っぺらい言葉を吐いただけで、お咎めなしだったのが納得いかなかった。
話の流れは面白かった。
ただ最初に言った通り、自己啓発的なところと、最後のまとまり方が好きじゃなかった。
