にゃかしま

バットマンのにゃかしまのレビュー・感想・評価

バットマン(1989年製作の映画)
3.5
ティム・バートン監督のバットマン。

ノーラン監督のバットマンと比べちゃうと、結構昔に製作されていることもあって、様々な点があまりにも粗末に感じてしまいます。

雰囲気はバートンっぽくて悪くないけど、一言で言うと安っぽい。

ですが、ジョーカーに関してはノーラン版に負けていないと思います。

シリアスであまりフザケに走らず大物感アリアリなヒースジョーカーに対し、ニコルソンジョーカーは踊ってフザケて超コミカル!

毒ガス大量虐殺&ファンキーなサウンドにノリながら美術品を破壊、の部分なんか最高にイカしてる。

個人的にはコミカルなジョーカーの方がキチ◯イっぷりが引き立って良いと思うのですが、これは人によって意見が分かれる所ですね。

バットマンことブルース・ウェインを演じるのはマイケル・キートン。
こちらに関してはノーラン版、クリスチャン・ベールの方が好きでした。
マイケル・キートンってそんなにセレブ感が出てないと思うんですよね。普通のオッチャンって感じ。
セレブ感ってブルース・ウェインを演じる上で一番大事じゃないですか。
クリスチャン・ベールはその点クリアしてると思うんですよ。
あ、ベン・アフレックも凄いセレブ感あって好きです。

ティム・バートンのバットマンはあと一作。あまりハマらなかったので期待値低めですが、とりあえず見てみようと思います。
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