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メシア・オブ・ザ・デッドのyaaaのレビュー・感想・評価

メシア・オブ・ザ・デッド(1973年製作の映画)
4.0
疎遠になった父からおかしな手紙が送られてくるので心配になって会いに行く、無駄なエロを醸し出す私という話で、よくある見知らぬ土地で恐ろしい目に遭うやつ。
普通は日常と非日常が、徐々にとか、あるきっかけでとかなのにド頭から不穏な感じ全開。劇中で一番信用出来なさそう奴が主人公の味方したりしてゾワゾワ感増長。まだあるんかい!と思うぐらい不安な雰囲気が延々続く。ラストは「ジョーカー」みたいな感触も。
人が襲われるシーンが無駄に長いが、ある意味見せ場。シュールなコントが余計に恐怖煽る。
画家の父親の家の美術が攻めた洋服屋みたいで金ないけど頑張ってます感出してて、リンチの友達、ジャック・フィスクさんやりますなぁ。
「ハワード・ザ・ダック」が不当に評価されてると思うけど、これ観るかぎりは才気溢れてると思う監督夫婦。
コッポラやジョージ・ルーカス前に恐怖とおしゃれの融合ですよ。と自慢してそう。
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