さくらんぼ

ブーリン家の姉妹のさくらんぼのレビュー・感想・評価

ブーリン家の姉妹(2008年製作の映画)
4.1
16世紀ヘンリー8世の離婚とそれに続く英国教会の設立。イギリスの歴史に大きく影響を及ぼすことになったこの事件の裏にあったのは、ある姉妹の愛憎と悲劇。史実を基にした作品。

世継ぎとなる男児が生まれない国王ヘンリー8世のもとに賢く野心家の姉アン(ナタリー・ポートマン)差し出すことにしたブーリン家。

ブーリン家の思惑とは違い、気に入られたのは癒し系の妹メアリー(スカーレット・ヨハンソン)。メアリーは既に結婚していたけど、説き伏せられて一家で宮廷へ。

ここからがもうドロドロの愛憎劇💦
男児を産むことが絶対の世界で、子を宿したメアリーでしたが、流産の可能性があり幽閉されたような形になり、その間にヘンリー8世はアンに心変わり。このアンがとにかくしたたか😅ヘンリー8世をあの手この手で惑わせます。ヘンリー8世が結構簡単にほだされるんだけど、熱が冷めるのも早い💦実物の絵を見たら全然イメージと違いました😆結末を見るとやはり非情な王でした。

どちらが姉なのか妹なのか諸説あるらしく、話も私が聞いたことあったのと違うところもあったけど、スカヨハとナタリー・ポートマンがはまり役。

チラリチラリと現れるエディ・レッドメインが清涼飲料水のように爽やかで、いちいち癒されました。

この頃に生まれてたら大変です😅
もしそうだったらどこからか宮廷を覗きたいですが。
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