2組の女性の友情を描いたお話。
主人公エヴリンに昔話を語る老女二二ー。
現代と過去が交差しながら物語は進んでいきます。夫婦の倦怠期に悩んでいたエヴリンは二二ーの話に感化され自信を取り戻してゆくストーリー。
主人公を演じたキャシー・ベイツは「タイタニック」にも素敵な役どころで出演されてましたね。
二二ーが語るのはアメリカ南部の田舎町にいた2人の女性のお話。男勝りなイジーとおしとやかで心優しいルース。正反対の2人が直面するのは大切な人の死、女性軽視、黒人差別、DVといった重たい現実だった。けれど互いに助け合い、立ち向かう彼女達の逞しさに友情を超えたものを感じた。2人の経営するカフェで生き生きと働くイジーとルースが魅力的でした。
年の離れた友情って素敵。
イヴリンの二二ーに出会う前に比べラストの表情が自信に満ち溢れていて素敵だったな。
衝撃のシーンもあったけど、全体的に爽やかな映画で音楽も心地よかったです。