カンパッチー

SOMEWHEREのカンパッチーのレビュー・感想・評価

SOMEWHERE(2010年製作の映画)
3.4
この映画を観てエル・ファニングを好きにならない人はいないんじゃないかってぐらい透明感のある魅力的のある少女です。

ソフィア・コッポラしかこんなセレブの退屈な日常な映画許されないだろってぐらいにただただ退屈を描いた作品で、主人公の成功しているけど満たされていない感じが画面から伝わってくるような映画でした。ソフィア・コッポラの幼少期の経験とかを反映させているんでしょうね、ラストもなにか激変的に変わる訳では無いけれど爽やかなエンディングで満足でした。

スティーブン・ドーフがハリウッドの人気スター?というのは最初はなんとも疑問点でしたが空虚な雰囲気はすごく伝わってくる俳優さんで天使な娘のエル・ファニングが来てからはこのまま怠惰なままではいけないというのがものすごく分かりました。
これが本当にジョージ・クルーニーやディカプリオが演じてたら本当に人気俳優だから画面に華がありすぎて全然違いますもんね。彼でよかった!

物語もセリフもほぼほぼ無いので好き嫌いが完全に別れる本作ですが、エル・ファニング好きなら絶対に外せない作品です。私は大好きな1作になりました。