ヘソの曲り角

ラブレスのヘソの曲り角のレビュー・感想・評価

ラブレス(1981年製作の映画)
3.0
意味のある退屈さ。ニューシネマみたいなぐずぐずっぷり。停滞映画。くっっっそみたいなハードボイルド調台詞回しとキメキメのカメラアングル、バチクソエロかっこいいウィレム・デフォー、ずっと色々流れ続けるサントラという要素が奇跡的に合わさったことでようやく面白がれる奇妙なバランスだったと思う。バイカー集団と一時的に離れたところにいるバイカー仲間の2地点をだらだら交互に見せられるのがなんか面白い。「……もうわかったって!笑」となる。全然話が進まないうえ会話も大して面白くない。的確に地獄のどん詰まり。そしてラストシーンのキレの良さたるや。