理か

三人の名付親の理かのレビュー・感想・評価

三人の名付親(1948年製作の映画)
4.0
赤ちゃん大人気❣️


西部劇となると敬遠しがちだが、
赤ちゃんを抱いて砂漠を行く三人の男、
と、なれば観ようか。

強盗に入るくらいの悪人である筈なのに、
赤ちゃん、という生き物に対して
おどおどもし、可愛いプレゼントのような
気持ちも持ち、息を引き取る母親から
預かった。

アメリカ、行ったことないが、
今ならこんな砂漠ならば、車🚙でしか行かないだろう。
徒歩で行く三人。暑さもハンパない。
一人、一人、力尽きて行く。
しかし、仲間は倒れていくが、
赤ちゃんを生き延びさせなければならない。
自分たちは、空腹で倒れそうになりながらも、ミルクの時間を何回も確認し合う声かけにほのぼのし、
赤ちゃんをどうにかして守ろうとする気迫を感じた。

仲間二人が倒れるが、身体に何かかけてやれなかったのか、とか、町に着いてから、戻ってあげなかったのか、と思った。

赤ちゃんは大人気、で、この子を救ったおかげで罪も軽くなりそう。
被告で判決を待つ身で、保安官の家で和やかに食事するシーン、初めて観た。
裁判も居酒屋で。
赤ちゃんの養育権を巡っての保安官夫婦との話も双方、赤ちゃんを思う気持ちが溢れていて、またほのぼの。
理か

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