じょり

12人の怒れる男 評決の行方のじょりのレビュー・感想・評価

12人の怒れる男 評決の行方(1997年製作の映画)
4.4
完璧な脚本だと思う。こんな会話劇が成立するディベート文化への憧れ100%の秀作。

オリジナル版ほとんど忘れちゃったけど(白人だけだったかも)、こちらはフリードキン監督だからエモーショナルというか、特に冒頭は若干ダイナミズムを感じさせる画作りがナイス。

やはり緊張感みなぎる作品はトイレシーンをどのように撮るかで雰囲気がガラッと変わると思う。…最近トイレシーンに注目してしまう癖が付いたからそう感じるのか(^^;;
陪審員④演じるA.ミューラー・スタール、やっぱ大好きな俳優だわ。頑固オヤジNo.1俳優。
陪⑧J.レモンは何をやらせても卒なく仕上げてくるし、陪①のフェアな議長役も適役。

旧作よりも最後の方まで怒ってるメンバーが多かった気がするんで、もう一度元のを見よう♪
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