このレビューはネタバレを含みます
原題は「カーブが苦手（打てない）」
イーストウッドはいつもの頑固ジジイ。歳の離れた疎遠な娘。スカウトマンとして名を馳せた父も年で目が見えなくなっている。その父を娘がサポート。最後は張りぼて選手を見破り、逸材を発掘。娘は彼と仲直り。よくまとまってるが、監督がイーストウッドでない分、素直過ぎて、少々捻りが足りなかったかな？
〈あらすじ〉
ガス（クリント・イーストウッド）は長年大リーグの名スカウトとして腕を振るってきたが、ここのところ年のせいで視力が弱ってきていた。それでもまったく引退する素振りを見せない彼に、チームは疑いの目を向ける。PCもメールも使わず、データ野球全盛の時代に不要だという球団幹部もおり、その契約はあと3か月と迫っていた。次のドラフトが彼の人生を決める事になる窮地に陥った父親に救いの手を差し伸べたのは、あまり関係が良好とはいえない一人娘のミッキー（エイミー・アダムス）だった。2人はドラフトの目玉である天才スラッガーの元へ向かう。
