まっどまっくすこーじ

劇場版タイムスクープハンター 安土城 最後の1日のまっどまっくすこーじのレビュー・感想・評価

2.5
某公共放送局で以前放映されていた、なかなか面白い歴史エンタテインメントドラマの劇場版。

テレビのほうは何回か観たけど、時代考証がしっかりしていて、モキュメンタリーというのかな、カメラもPOVで撮っていたりして、私の好みでした。

要潤がタイムスクープ社という未来の歴史調査会社のエージェントとして、日本の歴史に埋もれたトピックをサルベージしていく、というストーリー展開ですが、歴史上の有名人を扱うのではなくて、名もなき市井の一般人に密着取材を行うというところが、さすがN○K。

ただ、これを劇場版映画で、ということになるとやはりチープな香りが漂ってしまうのが辛いところ。
テレビドラマの映画化はフ○テレビに学んだほうがいいぜN○K。

今回は本能寺の変の後、安土城が消失してしまった原因をスクープしようとするのですが、そこに様々なドラマを詰め込もうとして、序盤から飛ばしていきます。
まさにテレビドラマの二時間スペシャル。
これをスクリーンで観てくださいとは常識はずれで言えないだろう、普通。

某BSプレミアムで放送してたから観たけど、わざわざビデオを借りるまでもないという作品。
でも要潤のコスチュームが格好いいのと夏帆のキャピキャピしない、どーでもいいのよというオーラの演技に加点です。