ユリ科

舟を編むのユリ科のネタバレレビュー・内容・結末

舟を編む(2013年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

現代では五感を使った学びというのが意識しないと得られなくなっているなー。。用例採集街歩きしたい。w
ちいさな画面上で、指先だけで、送受信する言葉に疲れてしまって、私も恋文を毛筆で認めたい気持ちになりました。。。時代の潮流に飲み込まれ、転覆寸前です。。。

誰かを知りたい。相手が自分をどう思っているか。知らないものを知りたい。ビールの美味しさ。
言葉は区別することみたいで嫌だったけど、それによってひとつひとつが、波間でゆれる光みたいに輝き始める。そう思ったら少し…好きになった…かもしれない…
言葉が舟に方角を、右と左を、教えてくれるんだなぁぁ

最後はボロボロ泣いてしまった、登場人物みんな好き、所々笑えるところもあって、考えたいところもたくさん。何回も何回も見たい。

馬締さんが「マジ」を得意げに使ったのに対して、西岡さんがひとこと、「吸収力」って言ってたのが、めちゃくちゃ良かった。笑笑

寅次郎と猫に名前をつけるところ、2人にとっての新しい言葉が生まれたみたいで、良かったな
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