Yukiko

舟を編むのYukikoのレビュー・感想・評価

舟を編む(2013年製作の映画)
4.2
2022年12月12日   NHKBS放送
『舟を編む』  2013年日本制作
監督、石井裕也。
他の監督作品に『川の底からこんにちは』
『町田くんの世界』がある。

1995年。玄武書房。
辞書編集者の荒木(小林薫)の後任として、
馬締(まじめ)(松田龍平)が異動してくる。
その辞書編集部では新たな辞書「大渡海」の出版
に向けて、編集の最中だった。
馬締の下宿先に、大家の孫・香具矢(宮崎あおい)
が同居をするようになり、馬締は一目惚れをする。


話は、それから12年後の二部構成。
それだけ、辞書作りには年数がかかるという事か。

「辞書は言葉の海を渡る舟、編集者はその海を渡る
舟を編んでいく」

馬締の生真面目っぷりが面白い。
特に、書いたラブレターが長い巻紙に毛筆の達筆で
書かれている点、吹き出した(*´∀`*)

同僚に、馬締とは真反対の性格設定のオダギリジョーさん、
12年後の同僚役に、黒木華さん、国語学者に加藤剛さん
が登場し、皆芸達者!!

ちょっとだけ観るつもりが、ストーリーに惹き込まれた。
おもしろかった。

辞書は分厚く重い。 古い辞書ほど字が小さい。
持ち歩くの大変、自宅の本棚にしまったまま。
何の為に買ったのか?

パソコンで見やすい文字ポイントにして、
検索すれば探してる事がすぐ見つかる。
外出中に、ちょっと調べたい時にスマホでさっと
調べられる。
パソコン、スマホ、タブレット、電子辞書の方が便利。

特にGoogleの写真撮影で検索できるアプリは、花や
木の名前を調べるのに、とても便利。
その場ですぐ知る、すぐ分かる、がいい(^^♪

紙媒体だけでなくネットでも、辞書の内容と同じ内容
を検索できるようにしてくれた方が有難いかな。
Yukiko

Yukiko