ヴァルーン

ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日のヴァルーンのレビュー・感想・評価

3.9
パイ・パテルはインドからカナダへ家族で移動中。それも家族で動物園を営むために共にいた動物たちと一緒に。 しかし夜更けに船を嵐が襲い、パイのみが運良く救命ボートにしがみつき、一命を取り留める。 が、その救命ボートにはオランウータン🦧、ハイエナ🦓、そして幼少期に父から強引に危険だと叩き込まれていた思い出のあるトラ🐅が同行してて…って話!

どんだけの映像美なのこれ… 海中でもなく単に海面が主に見えていた映画なんだけどそれでも綺麗。 無論海中を泳ぐ魚などのシーンもクオリティが高すぎる。

トラがヒロインすぎる。 やっぱりネコちゃんだなあって仕草が可愛いし、具体的だとトビウオとマグロのシーンが好き。

動物が喋るとかそういったファンタジー要素は一切ございません。 動物の気持ちが計れないがために切ない描写になってることもいいポイントかも。

宗教観が前半で熱く触れられてます。 「複数の神を信じることは何も信じないことだ。」が、仏教徒ながらクリスマスやハロウィンで祝う日本人のことかもってドキッとしちゃいました🤭