ヴェルヴェっちょ

ムーンライズ・キングダムのヴェルヴェっちょのネタバレレビュー・内容・結末

ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

一目でウェス・アンダーソン監督の作品とわかる、オシャレでカワイイ、絵本のような映画。

1965年、米東海岸ニューイングランド沖の小さな島。周囲の環境になじめない12歳の少年サム・シャカスキー(ジャレッド・ギルマン)と同い年の少女スージー(カーラ・ヘイワード)は、知り合ってから1年間の文通を通じて仲を深め、入念な駆け落ちを計画し、決行する。そして、愛の?逃避行の先で手つかずの自然が残った美しい入り江を見つけ、2人はそこを“ムーンライズ・キングダム”と名付ける。 一方、島をひとりで守っているシャープ警部(ブルース・ウィリス)や、ボーイスカウトのウォード隊長(エドワード・ノートン)、スージーの両親(ビル・マーレイ、フランシス・マクドーマンド)ら、周囲の大人たちは2人を追いかけ、小さな島に起こった波紋は瞬く間に島中に広がっていく。

実写映画ですが、紙芝居やおとぎ話のような印象が強いです。 ストーリーも少年少女の駆け落ちという、かわいらしい映画。 黄色をベースにした色彩や、対称を用いた画面構成など、随所に監督のセンスが溢れてます。