ヴェルヴェっちょ

コンフィデンスマンJP ロマンス編のヴェルヴェっちょのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

カラッとした明るさに、騙し騙されのコンゲーム。何これ、おんもろ!

長澤まさみ、東出昌大、小日向文世が共演した人気テレビドラマ「コンフィデンスマンJP」の劇場版第1作。
天才的な知能を持つが詰めの甘いダー子(長澤まさみ)と、彼女に振り回されてばかりのお人よしなボクちゃん(東出昌大)、百戦錬磨のベテラン詐欺師のリチャード(小日向文世)の3人の信用詐欺師(コンフィデンスマン)は、冷酷非情さから"氷姫"の異名を取る香港マフィアの女帝ラン・リウ(竹内結子)が持つと言われる伝説のパープルダイヤを狙い、香港へ飛ぶ。3人がランに取り入るべく様々な策を講じる中、天才詐欺師ジェシー(三浦春馬)もランを狙っていることが判明。さらに以前ダー子たちに騙された日本のヤクザ・赤星栄介(江口洋介)の影もちらつきはじめ、事態は予測不可能な方向へ展開していく…。

氷のように閉ざされた女帝ラン・リウの心を開くものは、恋(ロマンス)。 ランの持つ伝説のダイヤという標的(おさかな)をめぐり、ロマンス詐欺合戦の幕が開ける。 二重三重に張り巡らされた罠をかいくぐり、騙し合いを制するのは誰か。 観ているこっちも、気持ちいいほど騙される快作。
三浦春馬と竹内結子。他界した2人の姿を見ると胸が締め付けられる。