きー

シュガー・ラッシュのきーのレビュー・感想・評価

シュガー・ラッシュ(2012年製作の映画)
3.5
遅ればせながら、続編がやるというのでレンタルで鑑賞しました。CG技術がこんなに発展してる時代に8bitを再現するとは、なんて贅沢な(笑

発想力、ストーリー構成が非常に見事。特に後半にかけての伏線回収は素直に驚かされました。前半で「早くヴァネロペ出てこないかな〜」とか思っていたけど、ちゃんと意味あるシーンだったんだね。しかし「ターボする」って言葉の意味が、お前そんな……

ゲームの世界、それぞれの役割、筐体と筐体の連絡通路etc...「ゲームの世界」と言っても、ここまでアイディアを拡げらるものなのか。何から何まで発想力の塊で本当に脱帽ですよ。タコ足コンセントがセントラルステーションなのが1番好きだなぁ(笑

素晴らしい作品だったけど、色々と納得出来ないというか相容れないところというか。ヴァネロペが最初ただのクソガキだったところがもう……吹替だと可愛いかったらしいんだけどねぇ。ちゃんとラルフに謝ろ??あとアパートの住人たちの態度とか、ちょっと胸糞悪い部分がね、絵面が可愛いだけにキツかったですね。

もう少し、主人公ラルフが中盤で報われてても良かったんじゃと思ってしまうくらい感情移入してました。それくらいラルフが魅力的だったんだね。映画として、全体のクオリティは素晴かったです!
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