方眼

カリフォルニア・ドールズの方眼のレビュー・感想・評価

カリフォルニア・ドールズ(1981年製作の映画)
4.3
1981年”...All the Marbles”。=「すべての大切なもの」「すべてをかけた勝負」。編集が特徴的で画面と音楽のトーンがガラッと変わる。音が先で絵が後と、音が後のパターン両方ある。日本人レスラー役でミミ萩原とジャンボ堀。プロモーターは”クライド・ヤマシト”、山下じゃないんだ。20ドル値切られて縁を切り、無言でバットで車のガラス割る。移動の車(黄色のボロオープンカー)で父の話。格言らしきものの引用。1試合125ドル。回転エビ固めは日本レスラーからヒント。慈善事業での泥レス、500ドル。汚れ仕事もこなして全米ランク3位。オペラ”道化師”のカセット、旅回り一座に身を重ねる。リノでの試合決まる。カジノは嫌な予感しかしないが、予想を超える展開。アヴェマリア。トレド・タイガースと3度目の因縁試合。ビッグ・ママ、バド飲みながら観戦。フットボール選手ジョー・グリーン本人。あっと驚くドールズの入場。ハリーの仕込み。”CALIFORNIA REPUBLIC”の旗。スポーツとして興行として、プロレスの本質を見事に表現。ラストマッチはプロレスの最良の”シナリオ”どおり。リング上の撮り方も適度な距離感で、スローやアップとか入れたくなりがちだが無し。登場人物がみんな大人。
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