荒野のジャバザハット

ウルヴァリン: SAMURAIの荒野のジャバザハットのネタバレレビュー・内容・結末

ウルヴァリン: SAMURAI(2013年製作の映画)
-

このレビューはネタバレを含みます

007は2度死ぬぽい部分はさて置き、、、とにかくチグハグというか。
冒頭の毒矢は卑怯者が使う道具だという強調が後半の話で生きてきたり、刀の握り方を教わった相手をその型で倒す展開などミステリー的にも物語的にも胸熱になりそうな要素はあるはずなのに全く上手くいっていない。

まずジーンを思いメソメソ状態のウルヴァリンだが彼女とそんなラブラブな関係だった印象がない為一方的に恋人を失った妄想に浸ってる痛いやつにしか見えないのだが。そんな中自分を慰める為か他の女をあっさり抱き出す始末。その後許嫁に説教をかますウルヴァリン、なんだこいつ感は凄い。笑
メインキャラのユキオは剣術の大きい見どころはないしましてやミュータントとしての能力全然活かされないし。こいつなんだったんだ。

そして今作メインのシルバーサムライことヤシダ。家族間の血生臭い殺し合いはウェルカムなんだけど、原爆から助けたったのにこの仕打ち許すまじなお話は正直日本人が見てそんなに気持ち良いものではないかな。

無数の矢で射抜かれる弁慶スタイルとか良いシーンになりそうなのに全然よく見えなかったな。
1番日本ぽくない新幹線アクションシーンは面白かった。

うーん、マンゴールド…
まあそもそも3の出来が悪いから繋がりの強い今作を受け入れるかは3をどう捉えるかにも関係するのかもしれない。