ゆっきー

人生、ブラボー!のゆっきーのネタバレレビュー・内容・結末

人生、ブラボー!(2011年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

デヴィットは8万ドルもの借金があり、返済の為に大麻草を栽培したりするほどの42歳のクズ男
仕事にはつかず、実家が精肉店をしているのでそこの配達などの手伝いをしている。男三兄弟
デヴィットの彼女は警察官という真面目な職業なので、いつもキツく言われるが、デヴィットの優しさを知っているからか関係は続いている。
昔借金返済のために精子提供をし、お金を稼いだ過去もある。(600回以上提供し、二万ドル以上を受け取った)

ある日 精子を提供した会社から、連絡がある。
(デヴィット通称スターバックの種はとても優秀だった為、一定期間使用されてしまい、結果533人の元気な赤ちゃんが産まれました。うち142人が父親を探していて、父親の身元開示請求裁判をする)という信じがたい内容
それを弁護士の友人に相談した時のデヴィットのセリフがこれまた忘れられません。
「俺が父親になるのは無理だが、守護天使として見守ることはできる…」なぜ天使??w
w
と言い一人一人と会いに行く。男前なのか何なのか分からないw
勿論子供たちはそれぞれ色んな生活を送っていてプロサッカー選手だったり、店員だったり、中には薬中の子、障害を持った子、ゲイの子までもいる。それぞれが自由気ままに生きているので良いとは思う。
でもデヴィットはやはり父親なので彼らに自分のことは伏せて、合いの手を入れていく。
何人もの我が子に会うたびにダメダメなデヴィットが成長していき、カッコよくも見えてきて、この辺りからやっとデヴィットに好意が出てきました。
そんな中彼女の妊娠を知る。彼女も現実を受け入れるにはあり得ないだろうに、彼がそんな人なのは承知してるのか現実を受け入れる。本当に懐が大きい!
デヴィットには山ほどの欠点があるけど、心優しい姿に涙する場面は多かった。
ラストは彼女も無事出産して、そこに子供たちも駆けつける。そこで正体を明かす。
デヴィットは産まれてきた子供と、出会ったばかりの子供たちと無限の幸せを得ました。チャンチャン♪

Wikipediaによると実際にそんな人がいたようで、その現実を知った監督が真面目にコミカルに作ったコメディ作品
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