Narmy

陽だまりの彼女のNarmyのレビュー・感想・評価

陽だまりの彼女(2013年製作の映画)
3.2
始まりから、まさに陽だまりの中にいるような、暖かな雰囲気に包まれる。

奥田浩介と、渡来真緒は中学の同級生。
10年後、取引先を訪れた浩介は、偶然真緒と再会する。
2人はどんどん惹かれあうんだけど、真緒にはある秘密があった、、、

ビジュアル的には文句無しの2人なので、陽だまりの中に溶け込んだような描写は本当に綺麗。
周りにも個性的な人を多く使っているせいで、余計に2人の神秘的な要素が引き立つ。

ストーリーとしては、ファンタジーとは聞いていたけど、ファンタジーすぎるやろ!っとつっこみたくなるくらい、こてこてのファンタジーに驚いた(笑)
ただ、ここまで振り切ってくれたおかげで、変にリアリティを求めることもなかったので、おとぎ話としてみれた。

作り話と分かってはいるんだけど、もしかしたら人と人との出会いには偶然なんて1つもなく必然なのかもしれないと思わされる。
そう思うと、自然に1つ1つの出会いに感謝し日々を大切にしようという気持ちになる。

前半の展開はありきたりなとこもあるんだけど、ラストに向かうにつれ、突飛な展開に興味が湧き、2人の純愛に気持ちがほっこりした。
何度生まれ変わったとしても、惹かれ合う人は同じなのかもしれないな。
日常でも聴いているだけで涙が出てくる曲に出会うことはある。
それはもしかしたら、、、
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