龍馬

図書館戦争の龍馬のレビュー・感想・評価

図書館戦争(2013年製作の映画)
3.2
今や有川浩さんの小説が続々と映画化やドラマ化がされブームになっていますね。

TVでは、「空飛ぶ広報室」、映画では「図書館戦争」に続き「県庁おもてなし課」など話題がつきません。

その他に、ボクが大好きなドラマ「フリーター家を買う」や映画「阪急電車」も彼女の作品です。

只今NO1候補のTVドラマ「空飛ぶ広報室」が面白く、自衛隊を描いた恋愛作品という事で映画も公開前から楽しみにしていました。

原作は300万部のベストセラー。
脚本も「空飛ぶ広報室」と同じ、野木亜紀子です。

しかし残念ながら最後まで物語に入っていけませんでした。

読書の自由をめぐって「奪う側」と「守る側」との戦争を描いた作品で、憲法第9条で「戦争の放棄」をうたっている日本が、同じ国同士で血を流す戦争をする事があり得ないのです。

戦闘シーンが中心で恋愛が中途半端に描かれており浮いた感があり、「空飛ぶ広報室」を期待して観に行けば肩透かしをくらいます。

雑誌『ダ・ヴィンチ』の読者投票で、それぞれ1位を取った岡田准一と榮倉奈々さんの共演で、

役者さんやライトノベルズを読んだ中高生にはうける作品だと思いますが、大人向けの作品ではないので注意して下さい。

映画は早くも興行収入が20億円を超え続編も決まり勢いはまだまだ続きそうです。
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