是枝監督の作品は期待しすぎるとかなり…よりつまらなくなるので期待半分で観ました。
静かな映画でした。
福山さんはヤッパリやな奴には
なっておらず福山さんは福山でした(^_^*)
全国の女子のほとんどがイラつく『だから言ったんだ。あんな田舎で産んで大丈夫なのかって…』のセリフ。
『後からいいなや💢』なんだけど
全く嫌な奴に映らない。
損だよね。ハンサムって(^_^*)でもいつもの彼とは縁遠い情けない、ダメな男は好演されていたと思います。まあ好演ですけど…
監督が子役にはかなり自由に演じさせたと聞いてましたが…あまり成功とは言い難い印象でした。
役者さんたちは子供達に引っ張ってもらった所が大きいと言ってましたが…やはりフィクションなんで子役といってもプロ。役者として取り扱った方がより良かったのではないかと思いました。
この作品に限っては…
リリーは本当に尻にひかれてる
失言の多いオッさんを演じてましたね~(^。^)奥さん役の彼女がとても役に合っていた様に思いました。個人的見解で申し訳ないのですが普段はお直しが過ぎてフランス人形みたいで…表情の機敏をあまり感じないくらい女優さんに感じてたんだけど(ファンの方ごめんなさい)この役は凄く光って見えました。抑えめ普通のお母さん。愛は深いけど大袈裟に騒がない、肝心な発言は芯が通ったかんじ。商店街で綺麗と評判だけど気取りのないサバサバしたかあちゃん。
この作品の登場人物では1番良かったと思います。
ラストに向けてさらりと涙はこぼれましたが…静かな…本当に静かな映画でした。
抑え目は計算だと思うし終わり方も不快感少なめの優しい感じなんだけど…
全体的に監督が相変わらずシリアスをあまりにも軽やかに演出されてるので…実際に体現されてる方からすると苦しいかもなあと、切なくなった。
誰が悪いんだろう…なんとも言えない不快感。やっぱ監督なのかなあ…(^_^*)
2014年5月DVD鑑賞