自然と回帰して、「血の繋がりだけじゃない」というよくある言葉の力がより強くなる。
だって、″″元々″″そうだったじゃない。そうして家族だったじゃない。
子供は馴染むのが早い。
そのうち慣れるんじゃない?客観的な大人は、友達を作るのが得意な子供を見てそう思う。
でも、パパが誰でもいいわけではない。ある意味不思議なほどに。
「なんでだろうな」
子供はパパを血で判断しない。
しこりは残ってる。残してる。
でもそれも含めて、映画としてもあの家族にとっても、いいエンディングだから良い。
″あれ?よく考えたらむしろ家族が増えたんじゃない?″
そんなことはないんだけど、そんな温かささえある。
いや、血の繋がりが関係ないならそれで良いのか。
それもこれも、改めて気づかされ、そして父になれたから。
是枝監督はほんとに人の映し方が素敵。
p.s.樹木希林のファーストインパクトに、誰もが格の違いを感じるはず。マジですごい、演技に思えない。
あとやまとくんに心をふにゃふにゃにされる。可愛すぎ笑