くぅー

男と女の不都合な真実のくぅーのレビュー・感想・評価

男と女の不都合な真実(2009年製作の映画)
3.9
my映画館2009#79> カリフォルニアの地方TV局のやり手の女性プロデューサーは、見事な仕切り屋の仕事っぷりながらも・・・プライベートでも同様に、男相手に完璧を求めるがゆえ、日照り続き状態。
そんなある夜にローカル局の番組で、男は下半身主導と説きまくる恋愛カウンセラー野郎を見て、勢いで生電話をして異論を唱えたが、逆にやり込められてしまう・・・が、何と翌日、局長がそのカウンセラーを引き抜いて来た。
そして、始まったニュース番組、彼女の思惑とは裏腹にカウンセラーは暴走するも、視聴率は上がり・・・ついには彼女の恋のチャンスのカウンセリングも始める...

ということで、発情優先肉食系男 vs 理想優先草食系女 ってな構図になるのか・・・核心を突けばセクハラなんて関係ない的な、粗野野郎の暴走劇に笑っちまってた。

そんな暴走劇にハマっちまう女・・・いやいや、バイ○付きパ○ティのシーンは、ロマコメ史に残る名(迷)シーンと勝手に認定(笑)

まぁ、ロマンス色を強める終盤は、やはりテンションは下がらざるを得ないが・・・それでもきっちり魅せ場はあり、上にも下にもナイスな余韻。

そんな原題は、実は"The Ugly Truth"・・・真実は美しくないかもしれませんが、スコアはちょっと美しくしときます(笑)

なお、キャストでは、やはりジェラルド・バトラー・・・新境地を開拓した感があります。
対するキャサリン・ウイグル・・・一線級のコメディエンヌに名乗りを上げたのはないかと。
くぅー

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