シナリオの勉強で、
表現の一例として取り上げられていたので鑑賞。
正直、気持ちが悪い。
これが実話を元にしているというから、
とても気味が悪い。
生きている人間が一番怖いんだと、
そんな簡単に口に出せないほど。
鑑賞中も、観た後も恐怖でしか無い。
しかし、そう思わせるのも、
役者陣の演技あってだろう。
藤井記者役の山田孝之は
このキャスティングにぴったりだと思った。
特に、面会のシーンが妙にリアルに感じた。
須藤役のピエール瀧
本当に怖い。
人を殺すのも厭わない演技。
夢に出てきそうだ。
先生役のリリーフランキー
更に恐ろしい人間を巧く表現している。
藤井の妻役の池脇千鶴
この妻の心情を巧く表現。
最近の彼女はやっぱりいいな。
この映画、世に出す意味は分かるけど、
自分にはハードルが高過ぎた。
本当、スクリーンで観なくて良かったと思った。