わたもち

ピストル楊のわたもちのレビュー・感想・評価

ピストル楊(2012年製作の映画)
1.5
🇹🇼ドクターHIRO、台湾人になる🔫


歩いたり屈んだり、なんなら立ち尽くしている姿だけでももう笑える天災役者ドクターHIRO。

開始10分弱、ドクターHIROに喋らせないという神采配。考えたなあ監督。顔だけやとバレへんもんね。うんうん賢い。

…と思ってたらまさかの台湾人設定!
いやあ…天才か。彼、辿々しい日本語のプロフェッショナルだもんなあ。いやあよく考えたなあ(感心)

ドクターHIROが日本語教わるくだりは馬鹿馬鹿しすぎて失笑不可避。大根が大根を演じるというカオスな展開は胸熱。

…とまあ序盤は生温かい目で見守っていたものの、あまりにストーリーがつまらなさすぎて中盤以降は苦痛。拷問。70分ってこんなに長いの…(絶望)


▼その他雑感(適当箇条書き)
・ボス松尾伴内とかいう地獄。松尾伴内の中1レベルのジャパニーズイングリッシュも見もの。

・英語で話したあと何故か日本語訳を繰り返す親切設計は草

・口の下にホクロある女優さん、好きです。さとう珠緒も追加。未だにかわいいしきれいやけどさすがにお年取られたな…
小中学生の頃にTVで見た、プンプン言うて輝いてたあの頃の彼女はもういない(遠い目)


▼余談
主演がキャスト欄に登録されてないのがツボ&流石に不憫なので運営サイドにジャケ写とキャストの登録を依頼しました。忘れた頃に対応してくれたら嬉しいけど運営も忙しいだろうしこんな作品に手間時間割いてられないだろうなあ…

ドクターHIRO主演作品全てに共通して言えることだけど、よく皆笑わずに演技できるなあと共演者の役者魂にしみじみ感心。共演者にとってみれば常に“笑ってはいけない”の現場みたいなもんですからね。立派です。敬意を表して★1.0を捧げます。

※追記
ドクターHIROに非日本人役を演じさせるという発想の勝利も評価してあげないと失礼と思い直し★1.5に。

※追追記
Filmarks運営さんにジャケ写&キャスト登録お願いしたら早速対応してくれた…なんちゅう神対応。多謝。
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