ビフォア・ミッドナイトの紫のネタバレレビュー・内容・結末

ビフォアシリーズ最終章。
若い男女が初めて出会ってから18年の月日が経ち、夫婦になっていた。
今回のギリシャは舞台だったが、前作、全前作のように観光するように街中を歩くというよりは、ある場所に留まり続けるシーンが多い印象。

ジェシーは前妻との間だったがきた息子のためにシカゴに移住することをセリーヌにするも、セリーヌは自身の仕事を考え反発。
所々、ロマンチックな雰囲気な場面はあるが、度々口論を繰り返す2人の様子を観て、ハラハラしてしまうし、何とも生々しく、年相応の自然な夫婦姿を感じられた。

最終的に、ジェシーがタイムスリップをしてきた程で、セリーヌに寄り添い仲直りする姿をみて安心した。

続編希望する声も上がっているようだが、本作で完結にし、「後は各々のご想像にお任せ」で良いと私は考えている。