だい

戦艦シュペー号の最後のだいのレビュー・感想・評価

戦艦シュペー号の最後(1956年製作の映画)
3.1
点数のわりには普通に面白かった!

もともとが古代~中世史専門なんで、
2次大戦とかは全然詳しくなくてさ、
えっ、ドイツ海軍とイギリス海軍がウルグアイ沖で戦闘してたの!
とか新鮮な驚き。たのしい。

ってか商船の拿捕とか、けっこう無茶なことやってんな。
2次大戦時ってもう国際条約とかけっこういろいろある時代だけど、
民間船に対する攻撃とか問題にならなかったのかねー。

無茶なことやってるわりには捕虜の扱いは人道的。
交戦行為の相手じゃないから、
捕虜って表現が正しいのかどうかは知らん。


それなりに迫力もあって、
それなりに人間ドラマもあって、
普通に楽しめるのはいい、
いいんだが、、

人の顔が覚えれないせいで!
今ドラマが展開してるのが!
シュペー号なのかイギリス軍艦なのか区別全然つかん!!

軍服の色で判別できるのかとも思ったけど、
結局全く判別できなかったわ。。

今攻撃しようとしてるの、ドイツ?イギリス?どっち??
ってなるし、
今被弾したの、ドイツ?イギリス?どっち??
ってなるし、
そもそもイギリス軍艦も3隻いるから、
これは被弾した船?別の船???
ってなるわ!!!

誰一人見分けがつかないのやべぇ。
せめてデブとかヒゲとか、
艦長をわかりやすいビジュアルで分けてくれれば…

なんか、
本物のアメリカ軍艦を使ってロケしたらしくて、
その筋の人には軍艦を見る愉しみがあるらしいんだけど、
ぼく、
船とか全然興味ないんで、
そういうのいいです。


当時の敵国の将校同士ってどういう感じなのかわかんないけど、
敵にも尊敬される軍人って、
うん、すごいよな。
世が世ならいろいろ違ったのかもな。
だい

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