イトウモ

リアリティーのイトウモのレビュー・感想・評価

リアリティー(2012年製作の映画)
3.0
リアリティー番組のオーディション、合否に左右される小市民の寓話。切り返しの代わりに手持ちカメラの長回しで主/客をつなぐショットが誇大妄想と現実の間で不安を抱えて右往左往する気味の悪い間を作る。不安・監視・広告・消費、ポピュリズムのテーマは使い古されても尚生々しい