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バレットのNAOYAのレビュー・感想・評価

バレット(2012年製作の映画)
3.6
長年に渡り、殺し屋として裏社会を生きてきたジミー。依頼された仕事を相棒のルイスとこなすが、その後、キーガンと言う殺し屋に襲われ、相棒が殺されてしまう。キーガンに復讐するため、ジミーは敵である刑事のテイラーと手を組むことに…


少し前まで「クリード 炎の宿敵」に向けて「ロッキー」シリーズを復習していましたが、最近忙しくて映画がなかなか観れずにいたらクリードの公開が終わってしまいました…。
なので、気分を改めて今作を鑑賞しました。


主人公の殺し屋ジミーにはシルヴェスター・スタローン。
スタローンはシュワちゃんやブルース・ウィリスに比べて、まだまだアクションができるから凄い!
個人的に1番好きな俳優はブルース・ウィリスですし、シュワちゃんもまだまだ頑張ってアクション映画にも出てくれていますが、アクションシーンに関して言えばスタローンの方が上ですね。
この歳で上半身裸で肉弾戦をこなせるのはスタローンしかいません!
しかもムキムキな肉体過ぎて、相手役の体がたるんで見えてしまいました。

主人公と手を組むことになる刑事のテイラー役にはサン・カン。
この人と言えば「ワイルド・スピード」シリーズに出ていたイメージが強いですね。
「ワイルド・スピード」シリーズも好きなので、出ていて嬉しくなります。
ただ、序盤・中盤は携帯使って調べる以外は何もしてない…。
終盤で少しですが、ようやく活躍してました。

悪役のキーガンにはジェイソン・モモア。
ガタイが良くアクションシーンに迫力が増し、強敵感を醸し出してます。
「アクアマン」も楽しみです!

脇役にクリスチャン・スレーターも出てました。


ストーリー展開や設定に特にひねりは無く、淡々と進んでいきます。
恋愛要素も無し、コンビ間の絆を深めるようなシーンも控えめ。
時間も91分で見やすいですが、物足りないと言われれば物足りないかも。

グロシーンもほとんど無いのですが、あの解剖シーンだけはやたらとグロい。
このシーンはちょっと苦手でした…。


アクションシーンは思っていたよりもあったので、楽しめました。
特にラストのスタローンvsジェイソン・モモアの対決が良かった!
銃を捨て、斧と拳を使った闘い。こういうの大好きです!
あとジェイソン・モモアの斧さばきが凄かった。斧ってあんなにブンブン、グルグルと振り回せる物なんですね(笑)


ラストもあっさり。まあ今作はこういう作風なのでしょう。

物足りなさを感じる部分もあると思いますが、スタローン好きならばそれなりに楽しめると思います。
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