OASIS

モネ・ゲームのOASISのレビュー・感想・評価

モネ・ゲーム(2012年製作の映画)
3.2
印象派画家モネの消えた名画「積みわら」の贋作を手に、億万長者に詐欺を仕掛けようととする男と、そのパートナーとなるカウガールを巻き込んだコメディ。

コリン・ファース、キャメロン・ディアス、アラン・リックマン共演。
「泥棒貴族」のリメイクで、コーエン兄弟が脚本を手がけて全くの別物になった。

綿密な計画を立てていたハズだったのが、天真爛漫なカウガールと予想以上に狡猾な上司に翻弄されて、コリン・ファースがちょっとかわいそうになってくる。
スムーズに進んでいたのは頭の中で描いていた計画だけ。
その中に出てくるアラン・リックマンの全裸のインパクトが凄くて笑ってしまった。

ホテルの従業員とのやりとりやコンビの軽快な会話等、ゆるいがハマっしまえばクスリと笑えてくるネタが面白い。
自分はホテル従業員の二人がツボだったのでかなり面白かった。

スター達が惜しげもなく脱いだり、楽しそうに演技しているのが好印象で時間も90分以内ととても観やすい映画だと思った。
映画の中に間違った視点の日本人が出てくるのだが、それさえも騙しのネタになっているので悪いイメージは特に無いと思うのだが、やけに噛み付いている人もいるようで。
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