67点。SFというよりファンタジー映画。設定とか突っ込みどころ多すぎるけど、上下に重力がある異世界の綺麗な画を見せたいという想いが（たとえそれだけだとしても）伝わってくるし、ちゃんと綺麗で面白いので、まずはOK。
脚本なんてあってないようなモノなのが残念で、その設定を画以外の、展開とかテーマとかにもっと持ってってくれてもいいのに。きっといくらでもあるだろうに。寓話にもなってないし。特に最初が適当に（ナレーションでざっと言っただけ）始まってるんだから、杜撰に終わられても、という気はする。とはいえ、画以外の期待をせずにいったので、そんなに腹を立てる事もなかった。まあ、ファンタジーです。
キルスティンは「監督で出演作品選んでるわ」みたいな臭いがプンプンするので好きになれないんだな、と分かった。ジム・スタージェスは良い。『ワン・デイ』も『クラウド・アトラス』も良かったし、地味だけどいい演技してる。（ルックスは男なのでよく分からんけど）
