OASIS

欲望のバージニアのOASISのレビュー・感想・評価

欲望のバージニア(2012年製作の映画)
2.6
禁酒法時代、密造酒販売のビジネスをするボンデュラント兄弟はある大きなビジネスのチャンスを得る。
しかし、新たに赴任してきた取締官レイクスによって高額な賄賂を要求される。
周りの人達が次々と屈する中、兄弟だけは毅然とした態度で拒否しつづけるが・・・という話。

シャイア・ラブーフ、トム・ハーディ、ジェイソン・クラーク、ゲイリー・オールドマン、ガイ・ピアース、ジェシカ・チャスティンにミア・ワシコウスカ。
豪華俳優陣と今が旬な女優が出演しているにもかかわらず、特に印象に残らなかった映画。
ゲイリー・オールドマンがかなりのちょい役で、マシンガンをぶっ放しただけで退場してしまう等、使いどころがもったいない。
トム・ハーディは最後まで渋くて一番の主人公だと思うが、長男のエピソードももっと欲しかった。
どうせ脚色をするなら三男の恋愛要素を減らして彼女をズタボロになるまで追い詰めるなりすれば復讐する動機も説得力も上がるのにと思う。
ガイ・ピアースは髪型だけで笑ってしまうが、憎たらしい悪役は良くハマっていたのではないか。
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