ドナウ

氷の微笑のドナウのネタバレレビュー・内容・結末

氷の微笑(1992年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

同監督の「4番目の男」リメイク?というのが素直な感想。“氷の微笑”と言うには人間臭くなるキャサリンは気になるけれど、やっぱり彼女が黒幕かな。ただ、あれほど賢く魅力的なキャサリンが自らの手を汚していたとは私には思えないので、巧みに人を操って消していったんだろう。最後の被害者のガスとジーンの事件も裏で計算されていたのではないかと。ニックの方は“主人公”云々のメタ発言もあったし、やはり無事だったとは思えない。4番目の男では主人公が精神病院に入院、女が次の獲物をカメラで撮影するところで終わる。個人的には今作の最後のアイスピックはニックの死ではなく、次の実行者になるという暗示という解釈かな。

ヘル・レイザーの登場はなんだろうか…痛みと快楽か欲に取り憑かれた者の末路か。
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