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氷の微笑のHIのレビュー・感想・評価

氷の微笑(1992年製作の映画)
2.4
ベッドの上でアイスピックで滅多刺しにされた男の遺体が発見される。容疑者として上がったのは被害者の愛人の美女キャサリンだった。捜査に当たる刑事ニックはキャサリンに接触するが、次第に彼女の魅力と魔性に取り憑かれていく。

監督ポール・ヴァーホーヴェン、マイケル・ダグラスとシャロン・ストーン共演で贈るエロティック・サスペンス。
シャロン・ストーンの「尋問中の脚の組み替え」を筆頭に過激な濡れ場が何度も繰り返され、それが所以か世界で3億5000万ドル超えのヒットを記録した。

本作のシャロン・ストーンは、自身の女としての魅力と武器をよーく心得ている。男たちを翻弄しつつ自分無しでは耐えられない状態にさせてしまう魔性の女。喰らいついたら離さず吸い尽くす。マイケル・ダグラスが同僚の刑事たちから疑われる際、彼女と同じ台詞を発してしまうのはゾッとする。そこまで取り憑かれてしまうのか。

有名な脚の組み替えの瞬間は、男ならやってしまうと思うが巻き戻しました(2回も)。劇場では巻き戻せないので、公開当時は確認したくてリピートした人もいるのでは?
ちなみに美脚に身惚れてしまう検事役は、翌年の『ジュラシック・パーク』で惨劇の元凶となるSEを演じたウェイン・ナイト。この演技がスピルバーグの目に止まり最初に役を得たという
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